auの最近のスマホは、グローバルパスポート対応になっているため、CDMAとW-CDMAの両対応になっています。 iPhone5sなんかもそうですね。最近はファームの対応で通信切り替えが出来る為、ハードウエアは共通化出来てます。 ただし、auはSIMロックの解除をしてくれません。 国の指示で SIMロック解除対応が必要なはずなんですが、ドコモしか従ってません。 ということで、自分でSIMロックを解除してみました。 *アメリカ国内では違法な対応であったりするので、各国の法令順守でお願いします。
対象デバイス
au LGL22 (LG電子製のG2がベース) Androidバージョン: 4.2.2 ソフトウエアバージョン:LGL2210b
アンロック手順
SIMアンロックは、ざっくり次の手順になります。
ebayに会員登録
まずは次のURLからebayに会員登録します。 登録は無料で、メアドがあればOKです。 https://reg.ebay.com/reg/PartialReg?rv4=1
アンロックのオーダーIDを購入
次のURLでアンロックコードを発行してもらう為のオーダーIDを購入します。 http://www.ebay.com/itm/201051254573 [Buy It Now]のボタンをクリックしてください。 クリック先で、電話番号、郵便番号、住所、メアドを入力してください。 実際に何か送ってくるわけではないので、住所は市町村程度まででOKです。 支払いは、paypalかクレジットカードです。現在のレートで170円で済みます。 支払いが済むと、数分後に、オーダーIDを書いたメールが届きます。
アンロックコードの発行依頼
メールで到着したオーダーIDと、IMEIコードを、さっきのサイトの下のほうに入力して、アンロックコードを発行してもらいます。
http://www.ebay.com/itm/201051254573 IMEIは、電話発信の画面で *#06# で表示される14桁です。 15桁目はチェックサムで自動計算されますのでて入力不要です。 オーダーボタンを押すと、再確認のダイアログがでるので、OKすると、発行処理が始まります。 数分後に(私は7分後でした)、NCKとSPCKが発行されます。
アンロック作業
Android Playで QuickShortcutMakerをインストールします。
QuickShortcutMakerを起動したら、”sim”と入力して絞り込み検索します。
SIMロック解除プロセスを選択し、さらに「起動」をタップ ココまでの手順は、アプリを使わなくても表示させることができます。
ダイヤル発信の画面で、2945#*22# と入力すると、SIMアンロックの画面を出すことができます。
ネットワークロックをタップ。
ここに、先ほどのメールに記載がある、NCKコードを入力して、「ロック解除」をタップします。
すると、ロック解除が成功した旨のメッセージが出た後、数秒後に自動的に再起動します。 これで、SIMロックが解除されたはずです。 再起動後、まずはauで通信障害がないか、確認してください。
IIJ mioで確認
IIJ mio(データ通信のみ。SMSなし)で、データ通信が出来るか確認。
まずは電源を切って、SIMを差し替えます。 (ちなみに、nano simです) 起動したら、APNの設定をします。
IIJのAPNは次の通り
APN:iijmio.jp ユーザー名:mio@iij パスワード:iij 認証タイプ:「PAPまたはCHAP」
設定→ネットワーク→テザリングとネットワーク→モバイルネットワーク→アクセスポイント名→手動設定 から上記情報をセットしてください。
なお、LTEデータ通信は気っておいてください。 LTEをつかみにいこうとして、3G→LTE(圏外)→3G→LTE(圏外)→3G…..を繰り返してしまいます。
無事、IIJ mioで通信できました。
auに戻す
電源を切って、SIMをauに戻します。 再起動後、APNは自動で元に戻りますが、LTE設定はオフのままですので、手動でONにしてください。 音声通話もデータ通信も問題ないですね。 システム初期化しないとダメな人もいるようですが、この機体は大丈夫でした。
中華電信
2014/4/29追記。中華電信プリペイドSIMでデータ通信、電話発着信がOKでした。
2-3日運用しましたが問題なしです。
左のLGL22に台湾大哥大、右のL-01Fに中華電信を挿しています。
逆にしても問題ありませんでした。
台湾大哥大
2014/5/2追記。同じく台湾の台湾大哥大プリペイドSIMでデータ通信、電話発着信がOKでした。
中華電信との相互通話も問題なし。
mobifone
ベトナム最大手の通信キャリア mobifoneです。
こちらは現在確認されているだけで2種類のSIMカードがあり、購入には注意が必要です。
購入時には少なくとも、黄色いSIMカード(青では通信できず)を選んでください。
黄色いSIMカードでデータ通信、電話発着信がOKでした。
左の白いSIMはダメです。
黄色いSIMを選びましょう。
参考記事→ベトナムでプリペイドSIMを入手し、定額パケットを使う
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