auとソフトバンクの3年目以降に契約解除料のかからない新料金プランを分析。ドコモは追従せず!
2016/04/14
ソフトバンクとauが総務省の2年縛り解消指示を受けて、新料金プランを発表しました。
皆さんお気づきだと思いますが、ソフトバンクもauも増収するプランになっています。
ソフトバンク:新料金プラン
加入から3年目以降、いつ解約しても契約解除料がかからないSoftBankの新しい料金プランが、2016年6月1日より提供開始されます。このプランでは「スマ放題」「スマ放題ライト」の基本プランに新しい2年契約プランで加入することにより、加入から3年目(25カ月目)以降、いつ解約しても契約解除料(9,500円)がかからなくなります。
それぞれ300円値上げされてますね。
また、現在提供中の2年間を契約期間とする料金プランについて、契約解除料がかからない契約更新期間が1カ月間から2カ月間に延長されます。契約満了月の翌請求月、翌々請求月の2カ月間が契約更新期間となります。
au:新2年契約
auも、ソフトバンクと同じく、各料金プランに +300円ですね。
完全に横並び、、、。提供開始日も 2016年6月1日と同じです。
費用分析
実際に新料金プランに入るとどうなるのか、総支払額と解約金の2つにフォーカスしてみました。
赤いのが現行プラン、グレーが新料金プランですが、ほぼすべての期間で「新料金プラン」の方が高くなってます。
わずか27~31ヶ月目の「5ヶ月間」を除いて、、、、。
総務省からは2年ごとの期間を外すと多額の違約金を払うのが問題視されていたので、その矛先を変えるため、長期間均等に「違約金を払わせる」方針を打ち出してきたわけです。ナメてますね。
今度は「解約金」と「標準プランとの差額」に注目してみると、より鮮明に「均等に違約金を払わせる」方針が見えてきます。
いつ止めるか分からないから「新料金プラン」を選んだけど、意外と悪くないので2年も続けちゃったりすると、総額7,800円も余計に払うことになります。
まとめるとこうなります。
現行プラン:
25~26ヶ月目に辞めないと違約金
(2年ごとに無料解約のチャンスあり)
新料金プラン:
27~31ヶ月目に辞めないと支払い総額増加
(たった1度のチャンスのみ)
2年に1度のチャンスがある現行プランに比べて、新料金プランはたった1度のチャンスしかありません。むしろ解約が難しいわけです。
それにしても、本来、2年契約未加入時に4,200円/月だった「スマ放題」を2年契約するなら2,700円/月に値下げしてあげるよ。っていうプランのハズなのに、2年契約するけどいつ解約してもいいけど、3,000円/月ね。 って、もう何ですかね、、、。意味分かりません。
おそらくドコモも同じ仕組みになると思われます….。ドコモは違った!(こちらの記事参照)
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